| ■ ID | 94 |
| ■ 種類 | 論文 |
| ■ タイトル | 有機物存在時のノニルフェノールエトキシレート類とそれらの代謝産物の好気的微生物分解挙動 Aerobic Biodegradation Behavior of Nonylphenol Polyethoxylates and Their Metabolites in the Presence of Organic Matter |
| ■ 著者 | 林真也
S. Hayashi
東北大学大学院工学研究科 斉藤茂雄 S. Saito 埼玉県環境科学国際センター 金主鉉 J. H. Kim 埼玉県環境科学国際センター 西村修 O. Nishimura 東北大学大学院工学研究科 須藤隆一 R. Sudo 埼玉県環境科学国際センター |
| ■ 出版元 | 米国化学会 |
| ■ 出版年 | 2005 |
| ■ 誌名・巻・号・年 | Environmental Science & Technology, Vol.39, No.15, 5626-2633 , 2005 |
| ■ 抄録・要旨 | 特定鎖長のエチレンオキシド（EO)を有したノニルフェノールポリエトキシレート（NPnEO）の好気性生分解挙動を様々な有機物で検討した。これらのNPnEOはフォトダイオードアレイ付き高速液体クロマトグラフで混合物から分別したものである。NPnEO及びその関連代謝物は、修正OECD301E生分解試験実施後にLC/MS及びGC/MSでモニターした。メタノール、グルコース、酵母菌抽出物のような有機物存在下で、末端アルコールの酸化により、相応するノニルフェノールポリエトキシカルボン酸（NPnEC）を生成した。しかし、有機物がない場合、長鎖の親NPnEOは素早い代謝を受け、NP2EO及びNP3EOが主要生成物となった。長いEO鎖を持つNPnEOの生分解速度は、短いものより早かった。上述の有機物はNPnECの生成に顕著な役割を果たしている。 |
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